2017年3月10日金曜日

どっちでもいいの。

 昨日のバレエの帰り道、宗教団体の大きな看板を見て姫が言った。
Are you going to heaven or hell? だって。お母さん、どっちに行きたい?

 お母さん、どっちでもいいな。お父さんがいてくれるなら。お父さんが行くところにいたいな。って何気なくいったら、お母さんったらなに sweet な(かわいい)ことを言ってるの。って、姫がコロコロ笑う。

 ほんとだね。お母さんったらバカみたい。って我にかえって一緒に笑いながら、なんだか涙が溢れて来た。そして、少し気持ちが楽になった。
今朝目が覚めて、昨夜のことを思い出して泣いた。ベットの中でしばらく泣いてたら、随分気持ちが楽になった。泣くという行為は、こんなに気持ちを楽にさせてくれるのだな。。なんて実感しながら。

 物事を大きく捉えないようにしよう。シンプルに考えよう。そう自分に言い聞かせて暮らしてる。それでも少し気持ちの元気がなくなると、目の前にある不安が私の気持ちの中で大きくなってしまうのだ。
ここのところ、それの繰り返し。

 そして、それを繰り返す自分が嫌になって、いつも自分を叱咤する。
不安の種なんて誰でも抱えてる。
こんなに大事にされているのに何をいう。世の中には様々な理由で離れて暮らさなくてはいけない人もいる。生死もわからぬような別れであったり、死別であったり。何を甘えているのだ。と。自分で自分を追い込んで行く。
 こんな甘えた気持ちではそういう経験をされている方に申し訳ない。
何をやっているのだ。と。

 でも、昨夜、無意識に出た言葉がすべてなのだと思う。
私は甘えてるとバカにされようと、やっぱり夫と一緒にいたいのだ。
口に出してはいけない、って思うから、思えば思うほど辛くなるのだと思う。

 だから、口に出そうと思う。自分が楽になるために。
天国だろうと、地獄だろうと。どっちでもいいの。
ただ、一緒にいたいの。




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